ハリアー買取相場|80系の軟化が継続・60系は底値圏で安定【2026年5月】

    ハリアー買取相場|80系の軟化が継続・60系は底値圏で安定【2026年5月】

    「今のハリアー、いくらで売れるんだろう?」「ハイブリッドとガソリン、どっちが高く売れるの?」

    都会的な洗練されたデザインで、プレミアムSUVのカテゴリーを牽引するトヨタ・ハリアー。国内での根強い支持に加え、海外市場からの需要も非常に高いため、中古車市場では常に安定した評価を得ていますが、売却先を間違えると30〜50万円以上の損失が生まれる可能性があります。

    この記事では、2026年4月末に確定したプロの業者間オークション落札データをもとに、ハリアーの「本当の買取相場」と「輸出で評価される条件」を徹底解説します。

    実際に、ローンが残っている状態車検が切れてしまったといった複合的な悩みを抱えているケースでも、ハリアーの高いリセールバリューなら納得の価格で売却できる可能性があります。「売れない」と諦める前に、まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。

    【2026年4月の相場概況】

    • 80系(現行型):4月も全年式で軟化が継続。2022年式の5点は276万円、2023年式は314万円と「定番モデル」が定価感の伸び悩み。フルモデルチェンジ観測が引き続き相場を押し下げ
    • 60系(先代型):2018年式以前は140〜200万円の底値圏で安定推移。下げ余地が乏しく、これ以上の大幅下落リスクは小さい
    • 60系と80系の価格差が縮小:2020年式で60系最終(224万円) vs 80系デビュー(249万円)の差は約25万円。「80系は割高、60系はお値打ち」の市場再評価が進行
    • ホルムズ海峡封鎖の影響は中和傾向:UAE経由停止は痛手だが、ハリアーは中型SUVとしてロシア向け迂回需要の主役級。ネット影響は限定的だが、80系の軟化基調は止まらず

    なぜディーラー下取りと買取専門店でこれほど価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。

    目次

    ハリアーのモデル概要と輸出市場での評価

    まず、あなたのハリアーがどのモデルに該当するかを確認しましょう。買取相場は世代によって評価基準が大きく異なります。

    現行モデル:80系(2020年6月〜現在)

    ハリアー80系

    主なグレード:

    • Z “Leather Package”:最上級グレード(本革シート標準)
    • Z:上級グレード(12.3インチナビ標準)
    • G:中間グレード
    • S:ベースグレード

    新車価格帯: 312万円〜620万円(PHEV含む)

    輸出市場での評価:
    クーペフォルムを強調した流麗なデザインが大ヒット。中古車市場では、最上級の「Z」系グレードに「調光パノラマルーフ」を装着した個体が、圧倒的なリセールバリューを誇ります。

    特筆すべきは「ガソリン車の逆転高評価」です。新車価格はハイブリッドの方が高いですが、輸出市場では現地の整備環境などの理由から、ガソリン車の方が10〜20万円高く取引されるケースが珍しくありません。この「ガソリン車の輸出逆転現象」は、同クラスのRAV4CX-5でも同様の傾向が確認されています。

    詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説していますが、ハリアーの場合は「フルモデルチェンジの噂」と「輸出規制のデッドライン」の2つが特に重要です。

    先代モデル:60系(2013年12月〜2020年6月)

    ハリアー60系

    主なグレード:

    • PROGRESS “Metal and Leather Package”:最上級グレード
    • PREMIUM “Metal and Leather Package”:人気グレード
    • ELEGANCE:中間グレード
    • GRAND:標準グレード

    新車価格帯: 約270万円〜約500万円

    前期と後期の重要な違い(2017年6月マイナーチェンジ):

    • 前期型(2013-2017年式):2.0Lガソリン / 2.5Lハイブリッド
    • 後期型(2017-2020年式):2.0Lターボ追加、Toyota Safety Sense搭載

    輸出市場での評価:
    型落ちから6年が経過した現在でも、色褪せない高級感が魅力。特に後期型(2017年マイナーチェンジ以降)のターボモデルや、サンルーフ付きの車両は、輸出需要も含めて根強い高値がついています。

    驚くべきは「60系の驚異的な相場維持力」です。2020年式60系と80系の相場差はわずか20万円しかなく、通常なら型落ちで暴落するはずが、ハリアーは「古くても高く売れる超優良SUV」であることがわかります。

    60系の高年式(2018-2020年式)をお持ちの方は、「下取り0円」からの逆転高価買取が十分狙える状況にあります。

    【2026年4月最新】年式・状態別の買取相場データ

    一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、ハリアーのリアルな買取相場を公開します。

    査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。

    ハリアーは国内流通と海外輸出のバランスが良く、非常に底堅い相場を形成してきましたが、4月も80系全年式で軟化基調が続いています。フルモデルチェンジ観測が継続的に相場に織り込まれており、特に2022年式以降の高年式モデルでは伸び悩みが鮮明です。

    以下の表は、中古車市場で最も流通量が多い「ガソリン車(2WD)」の直近データから算出した、状態ごとの適正価格一覧です。

    年式(型式) 評価5点
    (極上車)
    評価4点
    (良好)
    評価3点以下
    (修復歴等)
    2016年以前
    (60系前期)
    145万円 123万円 104万円
    2017年式
    (60系MC)
    176万円 151万円 131万円
    2018年式
    (60系後期)
    200万円 173万円 162万円
    2019年式
    (60系後期)
    229万円 210万円 177万円
    2020年式
    (60系最終)
    224万円 204万円 188万円
    2020年式
    (80系デビュー)
    249万円 240万円 201万円
    2021年式
    (80系)
    257万円 233万円 203万円
    2022年式
    (80系)
    276万円 244万円 227万円
    2023年式
    (80系)
    314万円 255万円 222万円
    2024年式
    (80系)
    326万円 292万円 256万円
    2025年式
    (80系最新)
    362万円 294万円 338万円

    ※業者間オークション(USS等)の2026年4月落札平均額(税別)。ZSU60W(60系)・MXUA80(80系)のガソリン2WD車を集計。走行距離3万km前後・修復歴なしを基準。

    相場データから読み取れる重要ポイント

    【ポイント①】80系の軟化が継続、フルモデルチェンジ織り込みが進行
    4月のオークションデータでは、80系の軟化基調が継続しています。特に2022年式の評価5点は276万円、2023年式は314万円と「定番モデル」の伸び悩みが鮮明です。前月号で報じた「2020〜2022年式で前月比13〜17万円の下落」というトレンドが解消されず、フルモデルチェンジ観測が本格的に相場に織り込まれている状況です。流通量が大きい2021年式(166台)・2023年式(178台)で軟化が見られるのは、業者の仕入れ姿勢が慎重化している証左です。80系の売却を考えている方は、この軟化トレンドが続く前に行動することを推奨します。

    【ポイント②】60系の底値圏安定 — 下げ余地は乏しい
    80系が軟化する一方で、60系の2018年式以前は140〜200万円の底値圏で安定しています。2016年以前のモデルでも評価5点で145万円、2017年式176万円、2018年式200万円と、緩やかな価格レンジを形成。60系はすでに「底値圏」に入っており、これ以上大きく下がるリスクは小さいと読めます。流通量も豊富で、2017年式の5点は69台と十分なサンプル。60系を所有していて売却を急がない方は、慌てる必要はありません。

    【ポイント③】60系と80系の価格差が縮小 — 「お値打ちな60系」の再評価
    2020年式の60系最終(224万円)と80系デビュー(249万円)を比較すると、相場差は約25万円まで縮小しています。80系の軟化基調が続く中、60系は底値圏で安定しているため、両者の価格差は引き続き詰まる可能性が高いです。これは「80系は割高、60系はお値打ち」という市場の再評価が進んでいることを示唆しており、60系オーナーにとってはむしろ有利な局面です。

    【補足】ホルムズ海峡封鎖の影響は中和傾向
    2026年2月以降のホルムズ海峡封鎖でUAE経由の中古車輸出ハブは機能停止していますが、ハリアーは中型SUVとしてロシア向け迂回需要の主役級となる可能性があります。仕様書(market-report)で示されたロシアの輸出シェア急浮上(+25.4%・1位)は、ハリアーのような実用的中型SUVが受け皿になっている側面が強いと推測されます。アルファード・ランクル系ほど中東依存度が高くないため、ホルムズ封鎖のネット影響は中和傾向ですが、80系の軟化基調を完全に止めるほどではありません。

    なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を詳しく解説した記事も参考にしてください。また、査定後の減額トラブルを避けるためのポイントも事前に確認しておくと安心です。

    同クラスSUVとの比較:ハリアーのリセールはどの位置?

    ハリアーからの乗り換えを検討中の方、あるいは「自分のSUVと比べてどうなんだろう?」と気になる方に向けて、同クラスSUVとの相場ポジションを整理します。

    ミドルサイズSUVの中で、ハリアーのリセールバリューはトップクラスです。同年式・同程度の状態で比較すると、RAV4はガソリン4WDの輸出需要が極めて強く、アドベンチャーグレードではハリアーに匹敵する相場を形成しています。CX-5はディーゼルモデルの人気が根強いものの、マツダ全体のリセール傾向としてはトヨタ・レクサス勢にやや劣ります。エクストレイルは新型T33のe-POWERが好調ですが、旧型T32はハリアー60系ほどの相場維持力はありません。

    一方、ハリアーの上位に位置するのがランクルプラドで、150系は10年落ちでも200万円超という驚異的な相場を維持しています。「次はもう少し本格的なSUVに」と考えている方は参考にしてみてください。

    輸出で高く売れる!査定額を左右する重要条件

    ハリアーは「どのオプションを装備しているか」で、輸出業者の買取価格が大きく変動します。以下の条件を満たしている場合、ディーラー下取りより30〜50万円高い査定額が期待できます。

    【最重要】輸出価格を決定づけるオプション

    1. 調光パノラマルーフ(80系)
      現行80系において評価を大きく左右する最重要オプションです。マレーシアなど東南アジアでは「サンルーフ付き」が必須条件とされ、装備の有無だけで+30万円の評価差が生まれます。
    2. 電動サンルーフ(60系)
      先代60系においてもサンルーフの価値は絶大です。マレーシアなどへの輸出において必須条件とされることが多く、これがないと輸出対象から外れることもあります。
    3. 本革シート(Z”Leather Package”)
      合成皮革と本革では輸出価格が明確に異なります。Z”Leather Package”が高値で取引される最大の理由です。
    4. パノラミックビューモニター
      4つのカメラで周囲を確認できる機能。輸出先の富裕層から高く評価される装備です。
    5. ガソリン車(2.0L / 2.0Lターボ)
      新車価格はハイブリッドの方が高いですが、輸出市場では現地の整備環境などの理由から、ガソリン車の方が10〜20万円高く取引される逆転現象があります。
    6. ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ / プレシャスブラックパール
      ハリアーの定番2強カラー。これ以外の色は大幅な減額対象となる可能性があります。

    これらの条件を満たすハリアーは、輸出業者が直接入札する査定サービスを利用することで、真の価値を評価してもらえます。あなたの車に最適な売却ルートの選び方は、車種×状態別「最適業者マッチング診断」で詳しく解説しています。

    ハリアーの「本当の売り時」と輸出規制デッドライン

    ハリアーを売却する際、最も注意すべきは「フルモデルチェンジの噂」と「輸出免税の年式規制」です。

    フルモデルチェンジの影響

    2026年後半〜2027年にかけて、ハリアーのフルモデルチェンジが噂されています。4月のデータでも80系全年式の軟化が継続しており、市場はすでにモデルチェンジを織り込み始めている可能性があります。新型が登場すると:

    • 現行80系が「旧型」扱いになり、相場がさらに下落する
    • 新型の評価が高ければ、旧型の下落幅は大きくなる
    • 逆に新型の評価が低ければ、旧型の相場は維持される(60系のような現象)

    4月のデータで80系の軟化が継続していることを踏まえると「今が売り時」と判断すべきです。特に2020-2022年式の80系をお持ちの方は、軟化基調が続く前に売却を検討してください。

    輸出規制のデッドライン

    マレーシアなどの主要輸出先では「初度登録から5年以内」の中古車のみ輸入免税措置が適用されます。つまり:

    • 2020年式:2025年末で輸出免税期限切れ → すでにデッドライン通過
    • 2021年式:2026年末で輸出免税期限切れ → 残り9ヶ月
    • 2022年式:2027年末で輸出免税期限切れ → 売却の猶予あり

    2021年式以前のハリアーをお持ちの方は、今すぐ査定を受けることを強く推奨します。デッドラインを過ぎると、輸出ルートが閉ざされ、国内中古車市場の相場(輸出価格より30〜50万円安い)でしか売れなくなります。

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    ハリアーを最高値で売るための業者選び

    ハリアーは「どこに売るか」で査定額が50万円以上変わる車種です。輸出ルートを持たないディーラーや買取チェーン店では本来の価値を評価しきれません

    【最適解】輸出業者が直接入札するサービス

    ハリアーのような輸出人気車を最高値で売るには、マレーシア・ロシア・中東のバイヤーが直接入札できる仕組みを活用することが最も効率的です。

    おすすめ①:CTN車一括査定

    CTN車一括査定 公式サイトトップページ 高価買取実績

    【こんな人に最適】

    • 80系Zグレード・調光パノラマルーフ付きを持っている
    • 60系後期・サンルーフ付きを持っている
    • 輸出業者の「本気の査定額」を知りたい

    CTNは輸出業者・専門店との提携が強く、ハリアーのような輸出人気車で国内相場を30〜50万円上回る査定額が期待できます。

    詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。

    \ 輸出需要を最大化!上位3社のみと交渉 /

    おすすめ②:MOTA車買取

    MOTA車買取 公式サイト 翌日18時まで電話なしの査定画面

    【こんな人に最適】

    • 2021-2025年式など高年式80系を持っている
    • 電話対応を最小限に抑えたい
    • じっくり比較検討したい

    MOTAは最大20社が査定に参加しますが、電話がかかってくるのは上位3社のみという独自システムです。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。

    \ 電話は上位3社のみ!じっくり比較 /

    ※MOTAの詳しい仕組みや実際の利用者の評判については、MOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で詳しく解説しています。

    おすすめ③:ユーカーパック

    ユーカーパック(UcarPAC) オークション形式買取 公式サイト

    【こんな人に最適】

    • 電話対応は1社だけで済ませたい
    • 契約後の減額(二重査定)トラブルを絶対に避けたい
    • オークション形式でハリアーの最高値を狙いたい

    ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止という安心感があります。二重査定トラブルが不安な方にとって、特に相性の良いサービスです。

    詳しい評判と活用法は、ユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。

    \ 電話1社のみ!減額なしの安心取引 /

    【特殊ケース】ローン残債・車検切れ・書類紛失がある場合

    ローンが残っている車検が切れてしまった車検証や納税証明書を紛失してしまったといった状況で悩むケースも少なくありません。

    それぞれの対処法は以下の記事で詳しく解説しています:

    まとめ:ハリアーを最高値で売るための3ステップ

    ハリアーは国内外で安定した人気を誇るため、「どこに売るか」で50万円以上の差が生まれる車種です。4月のデータでも80系全年式で軟化基調が継続しており、ホルムズ海峡封鎖でロシア向け迂回需要に注目が集まる中、売却を迷っている方は早めの行動が推奨されます。

    【STEP1】あなたのハリアーの「本当の価値」を知る

    • 年式・グレード・エンジン(ガソリン/ハイブリッド)を確認
    • この記事の相場表で適正価格をチェック
    • 重要オプション(調光パノラマルーフ・本革シート等)の有無を確認
    • 輸出規制のデッドラインを確認(2021年式以前は要注意)

    まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから、実際の査定に進むのがスムーズです。

    【STEP2】輸出ルートを持つ業者に査定依頼

    【STEP3】査定額を比較して納得の売却

    ハリアーは「時間との戦い」です。フルモデルチェンジの噂、輸出規制のデッドライン、ホルムズ海峡封鎖による輸出ルートの不確実性、そして4月も継続している80系の軟化基調……相場を下げる要因が重なっています。まずは現在の価値を確認することから始めましょう。

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