「ランクルプラドの買取相場は本当に高いの?」「ディーゼルとガソリンでどれくらい差がある?」
トヨタ・ランドクルーザープラド(150系)は、国内SUV市場での安定した人気に加え、海外輸出市場でも圧倒的な需要を誇る車種です。その結果、10年落ちでも200万円超、ディーゼルなら年式・グレードによって400万円超という驚異的なリセールバリューを維持しています。
しかし、売却先を間違えると50〜100万円以上の損失が生まれる可能性があります。この記事では、2026年7月末に確定したプロの業者間オークション落札データ(約1,000件)をもとに、ランクルプラドの「本当の買取相場」と「高く評価される条件」を徹底解説します。
実際に、ローンが残っている状態や車検が切れてしまったケースでも、ランクルプラドの高いリセールバリューなら納得の価格で売却できる可能性があります。まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。
【2026年7月の相場概況】
- ディーゼル(GDJ150W・GDJ151W)が上振れ:2019〜2023年式の評価5点が445〜491万円と、前月の水準から上方に広がりました。ただし全グレード統合のため、月によりグレード構成(TX〜TZ-G・特別仕様)の比率で水準・年式間の高低が動きます。7月は2019年式(487万円・n11)が2021年式(445万円)を上回る逆転が生じています
- ガソリン(TRJ150W)は2017〜2023年式が全年式で下落:評価5点は前月比▼2〜33万円で、下げ幅が大きいのは2019年式(▼33万円)と2020年式(▼28万円)。一方2015〜2016年式・2010〜2012年式の評価4点は▲6〜9万円と小幅高で、旧年式のほうが底堅い展開でした
- 輸出先が幅広い実用SUV:プラドはマレーシア・アフリカ・ロシア・スリランカ等の新興国向け実用SUVとして幅広く流通し、特定地域の影響を受けにくい構造です。一方でガソリン旧年式は年式でまちまちの小動きです
- 旧年式(〜2014年):評価4点で209〜216万円を維持。輸出需要が下支えし底堅い
ランクルプラドのモデル概要と輸出市場での評価
ランドクルーザープラド150系は2009年に登場し、2023年まで約14年間にわたって販売された超ロングセラーモデルです。後継のランドクルーザー250(2024年〜)にバトンタッチしましたが、150系の中古車相場は依然として高水準を維持しています。なぜディーラー下取りと買取専門店でこれほど価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。

型式と駆動系
- GDJ150W(2.8Lディーゼルターボ):2015年〜。輸出市場で最も評価が高い。ガソリン車より80〜154万円高い相場(2019〜2023年式・評価5点)
- TRJ150W(2.7Lガソリン):全期間。取引量が最も多い(約65%)。輸出でも需要あり
- GRJ150W(4.0Lガソリン):少数。TZグレード。中東向け輸出で人気
主なグレード(買取評価の高い順)
- TX Lパッケージ マットブラックエディション:最終特別仕様車。評価5点平均420万円
- TX Lパッケージ 70thアニバーサリーリミテッド:2021年の70周年記念モデル。評価5点平均419万円
- TX Lパッケージ ブラックエディション:黒基調の人気特別仕様。評価5点平均404万円
- TX Lパッケージ:本革シート・ムーンルーフ標準の上級グレード。評価5点平均403万円
- TX:標準グレード。ムーンルーフ付きなら輸出評価が高い。評価5点平均329万円
輸出市場での評価:
ランクルプラドはマレーシア・アフリカ・中東・ロシアなど世界中で需要があり、国内ディーラー下取りでは評価しきれない「輸出プレミアム」がつきます。特にディーゼル×Lパッケージ×ムーンルーフ×黒/パールの組み合わせは、輸出業者が「指名買い」するほどの人気です。
【2026年7月最新】ディーゼル(GDJ150W)買取相場データ
一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、ランクルプラドのリアルな買取相場を公開します。
査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。
| 年式(GDJ150W ディーゼル) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷・過走行等) |
|---|---|---|---|
| 2023年式(最終型) | 491万円 | 422万円 | − |
| 2022年式 | 485万円 | 377万円 | − |
| 2021年式 | 445万円 | 427万円 | − |
| 2020年式 | 488万円 | 446万円 | − |
| 2019年式 | 487万円 | 407万円 | − |
| 2018年式 | 353万円 | 327万円 | − |
| 2017年式 | 333万円 | 305万円 | − |
| 2016年式 | 272万円 | 247万円 | − |
| 2015年式 | 参考279万円 | − | 228万円 |
※業者間オークション(USS等)の落札中央値(税別)。GDJ150W・GDJ151W(2.8Lディーゼルターボ)、全グレード統合。「評価3点以下」は評価点3の車両のみで、修復歴車は含みません。サンプル数:約327件(2026年7月成約分)。全グレード統合のため、月によりグレード構成(TX〜TZ-G・特別仕様)の比率で水準や年式間の高低が変動します。7月は評価3点以下の出品が少なく、多くの年式でサンプル不足または評価4点を上回る逆転が生じたため表示を控えています。2015年式の評価5点(n4)は参考値です。
【2026年7月最新】ガソリン(TRJ150W)買取相場データ
| 年式(TRJ150W ガソリン) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷・過走行等) |
修復歴あり |
|---|---|---|---|---|
| 2023年式(最終型) | 392万円 ▼6万円 |
373万円 ▼18万円 |
− | − |
| 2022年式 | 386万円 ▼2万円 |
361万円 ±0万円 |
− | − |
| 2021年式 | 365万円 ▼9万円 |
332万円 ▼13万円 |
− | − |
| 2020年式 | 335万円 ▼28万円 |
322万円 ▼23万円 |
− | 315万円 |
| 2019年式 | 333万円 ▼33万円 |
− | 309万円 | 282万円 |
| 2018年式 | 319万円 ▼4万円 |
299万円 ▼1万円 |
− | − |
| 2017年式 | 287万円 ▼4万円 |
238万円 ▼22万円 |
− | − |
| 2016年式 | − | 257万円 ▲7万円 |
− | − |
| 2015年式 | 245万円 | 242万円 ▲9万円 |
222万円 | − |
| 2013〜2014年式 | − | 216万円 ▼9万円 |
− | − |
| 2010〜2012年式 | − | 209万円 ▲6万円 |
203万円 | − |
※業者間オークション(USS等)の落札中央値(税別)。TRJ150W(2.7Lガソリン)、全グレード統合。「評価3点以下」は評価点3の車両のみで、修復歴は独立した列に分けています。サンプル数:約652件(2026年7月成約分)。前月比(▲/▼)は前号(7月号)掲載値との比較で、評価5点・4点の列にのみ付しています。2020・2019年式の修復歴あり、2015年式の評価5点は今号から新たに表示条件を満たしたセルのため前月比はありません。全グレード統合のため、月によりグレード構成の比率で水準が変動します。サンプルが少ない欄、および評価4点を上回る逆転が生じた欄は表示を控えています。
7月相場の注目ポイント
【ポイント①】ガソリン車は2017〜2023年式が全年式で下落
ガソリン(TRJ150W)は7月、評価5点が2017〜2023年式のすべてで前月比マイナスとなりました。下げ幅が大きいのは2019年式の▼33万円と2020年式の▼28万円で、この2年式は前月に振れた分の反動も含まれます。2023年式(最終型)は392万円と下げ幅▼6万円にとどまり、最終型への需要集中と旧年式の選別が続いています。2020年式は2025年末で輸出免税期限を通過済みで、規制が緩い輸出先への切り替えが必要となり、売却タイミングがより重要です。
【ポイント②】ディーゼルは上振れ、ただし年式間の逆転に注意
ディーゼル(GDJ150W・GDJ151W)の評価5点は7月、2019〜2023年式が445〜491万円と前月の465〜478万円から上方に広がりました。特に2020年式(452→488万円)と2019年式(426→487万円)の上げが目立ちます。ただし全グレード統合のため、その月にどのグレード(TX/TX Lパッケージ/TZ-G/特別仕様)が多く成約したかで水準が動きます。実際7月は2019年式(n11)が2021年式(n33)を42万円上回る逆転が生じており、これは年式そのものの価値ではなくグレード構成の偏りによるものと考えられます。水準・順位は目安としてお考えください。
【ポイント③】輸出先の幅広さがプラドの強み
プラドはLC300・LC250のような最上級ラグジュアリー需要とは異なり、マレーシア・アフリカ・ロシア・スリランカ等の新興国向け「実用SUV」として幅広く流通しています。輸出先が分散しているぶん特定地域の影響を受けにくく、ディーゼルを中心に底堅さを保っています。7月は2015〜2016年式・2010〜2012年式のガソリン評価4点が▲6〜9万円と小幅高になっており、旧年式を支えているのもこの輸出需要です。
【ポイント④】ディーゼルとガソリンの差額が80〜154万円に拡大
2019〜2023年式の評価5点で比較すると、ディーゼルはガソリンより80〜154万円高い水準です。前月の54〜83万円から差が大きく開きました。ディーゼルの上振れとガソリンの下落が同時に起きたためで、差が最も大きいのは2019年式(487万円 vs 333万円=154万円)です。ディーゼルオーナーは引き続き強気の売却が可能ですが、この差にはグレード構成の偏りも含まれる点はご留意ください。
【ポイント⑤】旧年式(〜2014年)でも200万円超を維持
2010〜2014年式は評価4点で209〜216万円。15年落ちの軽自動車が30〜50万円で取引される市場とは全く異なる水準です。これは輸出需要(アフリカなど年式規制が緩い地域)が下支えしているためで、年式が古くても輸出業者経由での売却が有利です。
なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を解説した記事も参考にしてください。また、査定後の減額トラブルを避けるためのポイントも事前に確認しておくと安心です。
輸出で高く売れる!査定額を左右する重要オプション
ランクルプラドは「どのオプションを装備しているか」で、輸出業者の買取価格が大きく変動します。以下の条件を満たしている場合、ディーラー下取りより50〜100万円高い査定額が期待できます。
- ムーンルーフ(サンルーフ)
今回のデータでも「SR」装備コード付き車両が多数を占めています。輸出市場での必須条件であり、ムーンルーフなしの車両は30〜50万円の減額になります。 - 本革シート(Lパッケージ以上)
TX LパッケージとTXの差は評価5点で74万円(329万円 vs 403万円)。輸出先では「レザーシート」が高級車の条件とされます。 - ボディカラー(パール・黒が最高値)
パールホワイトと黒が圧倒的に人気。データでも約8割がこの2色。シルバーやグレーは10〜20万円安く、ワイン・茶・赤などは20〜30万円安くなる傾向です。 - ディーゼルエンジン(GDJ150W)
ガソリンより80〜154万円高い評価(2019〜2023年式・評価5点)。特にアフリカ・中東市場では軽油の入手しやすさからディーゼルが圧倒的に好まれます。
これらの条件を満たすランクルプラドは、輸出業者が直接入札する査定サービスを利用することで、真の価値を評価してもらえます。あなたの車に最適な売却ルートの選び方は、車種×状態別「最適業者マッチング診断」で詳しく解説しています。
ランクルプラドの「本当の売り時」と輸出規制デッドライン
ランクルプラドを売却する際、最も注意すべきは「輸出免税の年式規制」です。アルファードと同様、この期限を過ぎると輸出ルートが閉ざされ、査定額が大幅に下落します。
マレーシア向け輸出の規制ライン
- 2020年式:2025年末で輸出免税期限切れ → 2026年7月時点ですでに期限通過。アフリカ・中東など規制が緩い輸出ルートへの切り替えが必要
- 2021年式:2026年末(2026年12月31日)で期限切れ → 本記事の集計時点(2026年7月末)で残り約5ヶ月。猶予は短く、早めの行動を推奨
2020年式のガソリン車オーナーは、7月に下げ幅が拡大したことを踏まえ、早めの売却判断を推奨します。2020年式の評価5点は前月比▼28万円、2019年式は▼33万円と、免税期限を通過した年式帯の下落が加速しています。マレーシア向け輸出規制(2020年式は通過済み)を踏まえると、規制の緩い輸出先での売却が前提になります。
後継のランクル250が市場に浸透するにつれ、150系の相場に影響が出る可能性もあります。詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説しています。

ランクルプラドを最高値で売るための業者選び
ランクルプラドは「どこに売るか」で50〜100万円以上の差が生まれる車種です。輸出ルートを持たないディーラーや買取チェーン店では本来の価値を評価しきれません。
おすすめ①:CTN車一括査定
【こんな人に最適】
- ディーゼルTX Lパッケージ・ムーンルーフ付きを持っている
- 輸出業者の「本気の査定額」を知りたい
- 電話対応は3社程度なら問題ない
CTNは輸出業者・専門店との提携が強く、ランクルプラドのような輸出人気車で国内相場を50〜100万円上回る査定額が期待できます。詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。
\ 輸出需要を最大化!上位3社のみと交渉 /
おすすめ②:MOTA車買取
【こんな人に最適】
- 電話対応を最小限に抑えたい
- じっくり比較検討したい
- ランクル250への乗り換えを検討中
MOTAは最大20社が査定に参加し、電話がかかってくるのは上位3社のみ。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。
\ 電話は上位3社のみ!じっくり比較 /
※MOTAの詳しい仕組みは、MOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で紹介しています。
おすすめ③:ユーカーパック
【こんな人に最適】
- 電話対応が1社だけで済ませたい
- 契約後の減額トラブルを絶対に避けたい
- オークション形式で最高値を狙いたい
ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止です。詳しい評判と活用法は、ユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。
\ 電話1社のみ!減額なしの安心取引 /
【特殊ケース】ローン残債・車検切れ・書類紛失
まとめ:ランクルプラドを最高値で売るための3ステップ
ランクルプラドは国内外で圧倒的な人気を誇るため、「どこに売るか」で50〜100万円以上の差が生まれる車種です。7月のデータからは、ガソリン車が2017〜2023年式の全年式で下落する一方、ディーゼル車は445〜491万円へ上振れし、両者の差が80〜154万円まで拡大しました(いずれも全グレード統合のためグレード構成による月次変動あり)。輸出先が新興国まで幅広く分散している点がプラドの強みですが、燃料種別によって対応を変えることが重要です。
【STEP1】あなたのランクルプラドの「本当の価値」を知る
- 年式・型式(ディーゼル/ガソリン)・グレード・オプション装備を確認
- この記事の相場表(ディーゼル・ガソリン別)で適正価格をチェック
- 輸出規制のデッドラインを確認(2021年式は2026年末まで=残り約5ヶ月)
まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから査定に進みましょう。
【STEP2】輸出ルートを持つ業者に査定依頼
【STEP3】査定額を比較して納得の売却
- 複数の査定額を比較(最低3社)
- 「この相場表の価格より低い理由」を確認
- 契約書の「二重査定(減額)条項」をチェック
ランクルプラドは「時間との戦い」です。輸出規制のデッドライン、後継ランクル250の普及、走行距離の増加……相場を動かす要因は常に存在します。特に2021年式は2026年末の免税期限まで残り約5ヶ月、ガソリンの2017〜2023年式は7月に揃って下落しました。まずは現在の価値を確認することから始めましょう。
\ ランクルプラドを最高値で売るための完全ガイド/
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