「新型エクストレイル(T33)のリセールは高い?」「旧型のT32はまだ値段がつくの?」
日産・エクストレイルは、2022年にフルモデルチェンジでe-POWERを搭載した新型(T33系)を投入し、旧型(T32系)との間に大きな世代格差が生まれています。同じ2022年式でもT33型はT32型より約36万円高いなど、モデルの違いが買取価格に直結する車種です。
この記事では、2026年2月に確定したプロの業者間オークション落札データ(T32系約1,000台+T33系約170台)をもとに、エクストレイルの「本当の買取相場」と高く売るための条件を徹底解説します。
実際に、ローンが残っている状態や車検が切れてしまったといった状況でも、適切な売却先を選べば納得の価格で手放せます。まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。
【2026年3月の相場概況】
- T33型 G e-4ORCE:2026年式は評価5点で平均481万円と新車価格に迫るプレミアム相場。2023年式でも315万円と高値安定
- T33型 e-4ORCE vs 2WD:e-4ORCE(4WD)は2WDより20〜50万円高い。e-4ORCEの「電動4WD」技術への評価が反映
- T32型 20Xi:2021年式の評価5点で180万円。マイナーチェンジ後(2017年〜)は堅調だが、2014〜2016年式は50〜80万円台まで下落
- T32型ハイブリッド:ガソリン車と比べてプレミアムなし。むしろガソリン4WDの方が高い傾向
エクストレイルのモデル概要と世代別ガイド
エクストレイルは現在2つの世代が中古車市場で流通しています。世代によって買取相場の水準がまったく異なるため、まずご自身の車両がどちらに該当するかを確認してください。なぜディーラー下取りと買取専門店で価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。
現行型:T33系(2022年7月〜)

主なグレード:
- G e-4ORCE:最量販グレード。オークション流通の約60%を占める。プロパイロット+全方位カメラ標準
- X e-4ORCE:約20%。装備を絞ったエントリー4WD
- オーテック e-4ORCE:専用エクステリアの上級仕様。希少で高値傾向
- G / X(2WD):約7%と少数。e-4ORCEと比べて明確に安い
パワートレイン:全車e-POWER(シリーズハイブリッド)。4WD車は「e-4ORCE」の電動トルクベクタリング4WDを搭載。ガソリン仕様(T33型)はごく少数の流通。
先代モデル:T32系(2013年12月〜2022年)

主なグレード(流通量順):
- 20X エマージェンシーブレーキパッケージ(約26%):2013〜2017年の主力。安全装備付き
- 20Xi(約16%):2017年マイナーチェンジ後の主力グレード。プロパイロット搭載可
- 20X ハイブリッド(約10%):T32系のハイブリッド。ただし相場面ではガソリン車に劣後
- 20Xtt エマージェンシーブレーキパッケージ(約4%):本革シート等のフル装備モデル
重要なマイナーチェンジ(2017年6月):フロントデザイン刷新、プロパイロット搭載、グレード体系を20X→20Xiに変更。2017年式以降は相場が明確に上昇し、2016年以前とは別物の評価を受けています。
【2026年2月最新】T33系(現行型)の買取相場データ
一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、現行T33系のリアルな買取相場を公開します。
査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。
T33系 年式×評価点 相場表
| 年式(T33系) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷多め等) |
修復歴あり |
|---|---|---|---|---|
| 2022年式 (デビュー年) |
288万円 | 223万円 | 195万円 | – |
| 2023年式 | 304万円 | 246万円 | 254万円 | 234万円 |
| 2024年式 | 331万円 | 318万円 | 264万円 | 229万円 |
| 2025年式 | 396万円 | 320万円 | – | – |
| 2026年式 | 489万円 | – | – | – |
※業者間オークション(USS等)の落札平均額(税別)。e-POWER全グレード統合。サンプル数:約170台(2026年2月成約分)。
T33系 Gグレード vs Xグレード(評価5点・e-4ORCE)
| 年式(5点) | G e-4ORCE | X e-4ORCE | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2022年式 | 325万円 | 273万円 | +52万円 |
| 2023年式 | 315万円 | 283万円 | +32万円 |
| 2024年式 | 337万円 | 299万円 | +38万円 |
| 2025年式 | 393万円 | 294万円 | +99万円 |
GグレードはXグレードに対して30〜100万円のプレミアムがついています。特に2025年式ではその差が99万円に拡大。プロパイロット+全方位カメラ+本革シート等の装備充実度が評価されています。
T33系 相場の注目ポイント
【ポイント①】2026年式は新車価格に迫る489万円
e-POWER × e-4ORCEの技術的優位性と納期の長さから、中古車相場がプレミア状態にあります。ただし今後の新車供給増加で調整が入る可能性あり。
【ポイント②】e-4ORCE(4WD)の圧倒的人気
オークション流通の93%がe-4ORCE。2WDはわずか7%しかなく、「エクストレイル=e-4ORCE」というイメージが中古車市場でも定着しています。2WDは相場が20〜50万円安いため、購入時にe-4ORCEを選んだ方はリセール面でも有利です。
【ポイント③】オーテック・NISMO仕様は希少プレミアム
オーテックe-4ORCEは平均372万円、NISMOは554万円(2026年式1台のみ)と、通常グレードを大きく上回ります。
【2026年2月最新】T32系(先代型)の買取相場データ
T32系 年式×評価点 相場表
| 年式(T32系) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷・過走行等) |
修復歴あり |
|---|---|---|---|---|
| 2014年式 | 77万円 | 56万円 | 46万円 | 48万円 |
| 2015年式 | 81万円 | 60万円 | 47万円 | 47万円 |
| 2016年式 | 99万円 | 68万円 | 52万円 | 50万円 |
| 2017年式 (MC後) |
107万円 | 86万円 | 70万円 | 62万円 |
| 2018年式 | 133万円 | 111万円 | 91万円 | 88万円 |
| 2019年式 | 143万円 | 118万円 | 83万円 | 106万円 |
| 2020年式 | 166万円 | 119万円 | 93万円 | 97万円 |
| 2021年式 | 180万円 | 169万円 | 120万円 | 98万円 |
| 2022年式 (最終型) |
252万円 | 219万円 | 196万円 | 196万円 |
※業者間オークション(USS等)の落札平均額(税別)。ガソリン・ハイブリッド統合。4WD・2WD統合。サンプル数:約1,000台(2026年2月成約分)。赤線はマイナーチェンジ(2017年6月)の境界。
T32系 相場の注目ポイント
【ポイント①】2017年マイナーチェンジの価格境界線
2016年式の評価5点が99万円に対し、2017年式は107万円とマイナーチェンジを境に明確な価格上昇。特に20Xiグレード(MC後の新体系)は安定した需要があり、2018年以降は評価4〜5点で110〜130万円台を維持しています。
【ポイント②】2014〜2015年式は50〜80万円台
発売初期モデルは評価4点で56〜60万円まで下落。ただし評価5点なら77〜81万円とまだ値段がつく水準です。「古いから売れない」とディーラーに言われても、下取り0円の車でも高く売れる方法がありますので諦めないでください。
【ポイント③】T32型ハイブリッドにプレミアムなし
T32系のハイブリッド(HNT32/HT32)はガソリン車との価格差がほぼゼロ、むしろガソリン4WDの方が高い年式もあるのが実態です。ハイブリッドバッテリーの劣化リスクが嫌気されている可能性があり、「ハイブリッドだから高く売れる」という期待は持たないほうがよいでしょう。
なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を解説した記事も参考にしてください。また、査定後の減額トラブルを避けるためのポイントも事前に確認しておくと安心です。
同年式でも36万円差!T33型 vs T32型の「世代間格差」
エクストレイルの買取で最も重要なのは「世代の違い」です。2022年式は新旧両モデルが併存しており、評価5点でT33型288万円 vs T32型252万円と36万円の世代間格差が存在します。
この差は今後さらに拡大する可能性が高く、T32系の下落ペースはT33系よりも速くなると見込まれます。T32系をお持ちの方は、相場がこれ以上下がる前に行動することをおすすめします。
エクストレイルの「本当の売り時」
T33系(現行型)の売り時
- 2022〜2023年式:新車供給の正常化とともに中古車プレミアムは縮小傾向。乗り換えを検討しているなら今のうちに査定を受けておくべき
- 2025〜2026年式:現時点では高いプレミアムを維持中。急いで売る必要はないが、マイナーチェンジや競合車の動向に注意
T32系(先代型)の売り時
- 2017〜2021年式:まだ100〜180万円台を維持しているが、T33系の中古車流通が増えるにつれ下落は加速する。売却を迷っているなら早い方が有利
- 2014〜2016年式:既に底値圏(50〜80万円台)。急落リスクは低いが、走行距離10万km超えで更に下がるステップあり
詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説しています。

エクストレイルを最高値で売るための業者選び
エクストレイルはT33系の高年式なら国内需要、T32系の旧型なら輸出需要も含めた評価がポイントです。特にT32系4WDは東南アジア・中東向けの輸出ルートで国内相場を上回る価格がつくことがあります。
【最適解】複数業者が競合する一括査定サービス
おすすめ①:CTN車一括査定
【こんな人に最適】
- T32系の4WDモデルを持っている(輸出評価に強い)
- T33系 G e-4ORCEの「本気の査定額」を知りたい
- 電話対応は3社程度なら問題ない
CTNは輸出業者・専門店との提携が強く、エクストレイルのような4WD SUVでディーラー下取りより高い査定額が期待できます。
詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。
\ 専門店が競合!上位3社のみと交渉 /
おすすめ②:MOTA車買取
【こんな人に最適】
- T33系の高年式モデルを持っている
- 電話対応を最小限に抑えたい
- じっくり比較検討したい
MOTAは最大20社が査定に参加しますが、電話がかかってくるのは上位3社のみという独自システムです。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。
\ 電話は上位3社のみ!じっくり比較 /
※MOTAの詳しい仕組みや実際の利用者の評判については、MOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で詳しく解説しています。
おすすめ③:ユーカーパック
【こんな人に最適】
- 電話対応が1社だけで済ませたい
- 契約後の減額トラブルを絶対に避けたい
- オークション形式で最高値を狙いたい
ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止という安心感があります。
詳しい評判と活用法は、ユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。
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【特殊ケース】ローン残債がある場合
「ローンが残っているから売れない」と諦めている方でも、T33系なら高い査定額が期待できるため、買取金額でローンを完済し手元にお金を残すことも可能です。詳しい手順はローン中の車を高く売る方法!で解説しています。
【特殊ケース】車検切れ・書類紛失の場合
車検が切れてしまった場合や、車検証・納税証明書を紛失してしまった場合でも出張査定で売却が可能です。以下の記事も参考にしてください:
まとめ:エクストレイルを最高値で売るための3ステップ
エクストレイルはT33系とT32系の世代間格差が大きく、同じ年式でも36万円以上の差が生まれる車種です。自分の車両の正確な価値を把握することが、損をしない売却の第一歩です。
【STEP1】あなたのエクストレイルの「本当の価値」を知る
- 型式(T33系 SNT33/T33 or T32系 NT32/HNT32等)・グレード・駆動方式を確認
- この記事の相場表で適正価格をチェック
- T33 G e-4ORCE該当なら「高プレミアム」、T32ハイブリッドなら「ガソリンと同等」と認識
まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから、実際の査定に進むのがスムーズです。
【STEP2】複数業者に査定依頼
【STEP3】査定額を比較して納得の売却
- 複数の査定額を比較(最低3社)
- 「この相場表の価格より低い理由」を確認
- 契約書の「二重査定(減額)条項」をチェック
T32系オーナーの方は特に注意が必要です。T33系の中古車流通が増えるほどT32系の相場は下落していきます。乗り換えを検討しているなら、早めの行動が最善の選択です。
\ エクストレイルを最高値で売るための完全ガイド/
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