「プリウスの買取相場はどれくらい?」「60系はまだ高く売れる?50系はもう値落ちした?」
トヨタ・プリウスは、60系(現行型)がデザイン刷新で大きな話題を呼び、中古車市場でもZグレードを中心にプレミア価格が継続しています。一方、50系(先代型)は型落ちから年数が経過し、年式・グレード・状態によって50〜100万円以上の差が生まれる車種です。
この記事では、2026年2月末に確定したプロの業者間オークション落札データをもとに、プリウスの「本当の買取相場」と「グレード別の評価ポイント」を徹底解説します。
実際に、ローンが残っている状態や車検が切れてしまったといった悩みを抱えているケースでも、適切なルートで売却すれば納得の価格が期待できます。まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。
【2026年3月の相場概況】
- 60系Zグレード(2.0L HV):2023年式でも280〜330万円台を維持。2025年式は335万円前後のプレミア
- 60系G/X/Uグレード:Zとの価格差が明確。Gは230〜280万円、X/Uは200〜250万円
- 50系(先代型):2016-2018年式が中心。Sセーフティプラス・ツーリングセレクションの評価5で130〜170万円台、多走行の評価3以下は60〜80万円台
プリウスのモデル概要と買取市場での評価
まず、あなたのプリウスがどのモデルに該当するかを確認しましょう。買取相場は世代・パワートレイン・グレードによって評価基準が大きく異なります。なぜディーラー下取りと買取専門店で価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。
現行モデル:60系(2023年1月〜現在)

型式と駆動系:
- MXWH60:2.0Lダイナミックフォースエンジン+ハイブリッド(Z / Gグレード)
- ZVW60:1.8Lハイブリッド(X / Uグレード)
主なグレード(買取評価の高い順):
- Z(2.0L HV):最上級グレード。19インチアルミ・12.3型ナビ標準。買取市場で圧倒的な人気
- G(2.0L HV):Zに次ぐ上級グレード。パワートレインはZと同じ2.0L
- U(1.8L HV):1.8Lエンジンの上級仕様。装備充実だがパワートレインで差がつく
- X(1.8L HV):エントリーグレード。法人・レンタカー向けも多い
買取市場での評価:
60系プリウスはデザインの大幅刷新により「脱・おじさんカー」に成功し、若年層からの支持も獲得しました。特にZグレードは新車納期が長期化しているため、中古車にプレミア価格がつく状況が継続しています。一方、1.8LのX/Uグレードは2.0Lモデルより明確に安い水準で取引されています。
先代モデル:50系(2015年12月〜2022年)

型式:ZVW50(全グレード共通・1.8Lハイブリッド)
主なグレード(買取評価の高い順):
- Sセーフティプラス / Sセーフティプラス ツートーン:Toyota Safety Sense P装備の人気グレード
- Sツーリングセレクション:17インチアルミ・合成皮革シートの上級スポーティ仕様
- S:標準グレード。流通量が最も多い
- E:廉価グレード(データ少)
買取市場での評価:
50系は型落ちから年数が経過し、年式よりもグレードと走行距離が価格を大きく左右する段階に入っています。データを見ると、2016年式と2017年式の相場差はほとんどなく、それよりも「Sセーフティプラスか、Sか」「走行5万kmか15万kmか」の方が価格への影響が大きい状況です。詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説しています。
【2026年2月最新】60系プリウスの買取相場データ
一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、60系プリウスのリアルな買取相場を公開します。
査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。
| 年式 | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (修復歴等) |
|---|---|---|---|
| 2023年式 | 268万円 | 240万円 | 225万円 |
| 2024年式 | 290万円 | 252万円 | 238万円 |
| 2025年式 | 310万円 | – | 255万円 |
| 2026年式 (登録済未使用車含む) |
318万円 | – | – |
※業者間オークション(USS等)の落札平均額(税別)。MXWH60(2.0L HV:Z/G)・ZVW60(1.8L HV:X/U)全グレード混合の代表値。走行1〜5万km・修復歴なしが基準。
【グレード別の価格差に注意】
60系プリウスはグレード間の価格差が非常に大きい車種です。2023年式・評価5を例にとると、Zグレード(2.0L)は280〜330万円で取引される一方、Xグレード(1.8L)は200〜240万円にとどまります。つまりグレードだけで60〜100万円の差が生じます。
さらに、Zグレード内でもボディカラーとムーンルーフの有無で15〜30万円の差がつきます。パール・黒×ムーンルーフ付きが最高値圏で、黄・赤・青などの個性的なカラーは10〜20万円安くなる傾向です。
【2026年2月最新】50系プリウスの買取相場データ
先代の50系プリウスは流通量が非常に多く、年式2015〜2018年が中心です。全グレード(S / Sセーフティプラス / Sツーリングセレクション等)の代表値をまとめました。
| 年式 | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (修復歴等) |
|---|---|---|---|
| 2015年式 (50系初期) |
108万円 | 99万円 | 65万円 |
| 2016年式 | 131万円 | 107万円 | 76万円 |
| 2017年式 | 132万円 | 106万円 | 78万円 |
| 2018年式 | 138万円 | 109万円 | 80万円 |
| 2019年式 (データ少) |
116万円 | 92万円 | 95万円 |
※業者間オークション(USS等)の落札平均額(税別)。ZVW50全グレード(S / Sセーフティプラス / Sツーリングセレクション等)混合の代表値。Sセーフティプラス・ツーリングセレクションはSグレードより10〜30万円高い傾向。
相場データから読み取れる重要ポイント
【ポイント①】60系Zグレードのプレミア相場
2023年式のZグレード・評価5は平均288万円ですが、低走行・パール/黒・ムーンルーフ付きの個体は320〜360万円に達するケースもあります。新車価格(Z:約370万円〜)に対するリセール率は約80%と、セダンとしては異例の高水準です。
【ポイント②】50系は「年式差」より「グレード差」が大きい
2016年式と2017年式の平均価格差はわずか1万円。しかし同じ2017年式でも、Sセーフティプラス(評価5・低走行・黒/パール)は150〜170万円なのに対し、Sグレード(評価3・多走行)は65〜80万円と倍以上の差があります。
【ポイント③】50系の修復歴車でも一定の価値
50系の修復歴車は平均76〜80万円で取引されています。特にSセーフティプラスやツーリングセレクションの修復歴車は90〜110万円の評価がつく個体もあり、適切なルートで売却すれば十分な価格が期待できます。
査定額を左右する!プリウスの重要な評価ポイント
プリウスは流通量が非常に多い車種だからこそ、「同じ年式・同じグレードでも状態で大きな差」が生まれます。以下のポイントを押さえておきましょう。
【60系】査定額に影響する装備
- パワートレイン(2.0L vs 1.8L)
同年式で比較すると、2.0L(Z/G)は1.8L(X/U)より50〜80万円高いのが一般的です。エンジン出力と燃費性能の差が評価に直結しています。 - ムーンルーフ
データの「SR」表記がムーンルーフ付き。Zグレードでは約8割の車両にムーンルーフが装着されており、未装着車は+10〜15万円程度の減額要因になります。 - ボディカラー
パール(白)と黒が最高値。グレー(アッシュ)も人気。赤・黄・青などの個性的なカラーは10〜20万円安い傾向です。
【50系】査定額に影響するポイント
- グレードの序列
Sセーフティプラス > Sツーリングセレクション > S の順で高評価。2017年式の評価4で比較すると、Sセーフティプラスは110〜140万円、Sは75〜100万円と30〜40万円の差があります。 - 走行距離の影響が特に大きい
50系は走行距離10万kmを超えると急激に値落ちします。走行5万km以下と15万km超では、同じグレード・年式でも40〜60万円の差が生じます。 - ボディカラー
パール・黒が最高値。シルバーは10〜15万円安く、ベージュ・青・赤などは20万円以上安くなるケースも。
なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を詳しく解説した記事も参考にしてください。
プリウスの「本当の売り時」はいつか?
60系オーナーの売り時
Zグレードのプレミア相場は「今がピーク」の可能性が高いと言えます。
- トヨタの生産正常化により新車納期が短縮されれば、中古車プレミアは崩壊する
- 2023年式は初回車検(3年)のタイミングを迎え、売却検討者が増加。供給増加は相場下落圧力
- PHEVモデルの拡充など、ラインナップ変更による影響も想定される
50系オーナーの売り時
50系は「今日が一番高い」と考えて間違いありません。
- 2018年式Sセーフティプラス(低走行):まだ130〜170万円台の値がつく今が売り時
- 2016-2017年式:走行10万km超の個体が増え、月単位で相場が下がっている
- 2015年式:すでに60〜100万円台。「あと少し乗る」コストと売却額を天秤にかけて判断を

プリウスを最高値で売るための業者選び
プリウスは国内で最も流通量の多い車種の一つです。「複数業者の競合」によって査定額に大きな差が生まれるため、1社だけの査定で売却を決めるのは避けましょう。
あなたの車に最適な売却ルートの選び方は、車種×状態別「最適業者マッチング診断」で詳しく解説しています。
おすすめ①:CTN車一括査定
【こんな人に最適】
- 60系Zグレードなど高年式・人気グレードを持っている
- 複数の専門店の「本気の査定額」を比較したい
- 電話対応は3社程度なら問題ない
CTNは提携業者のネットワークが広く、ディーラー下取りより20〜50万円高い査定額が期待できます。詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。
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おすすめ②:MOTA車買取
【こんな人に最適】
- 電話対応を最小限に抑えたい
- じっくり比較検討したい
- 50系からの乗り換えを検討中
MOTAは最大20社が査定に参加しますが、電話がかかってくるのは上位3社のみ。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。
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※MOTAの詳しい仕組みは、MOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で紹介しています。
おすすめ③:ユーカーパック
【こんな人に最適】
- 電話対応が1社だけで済ませたい
- 契約後の減額トラブルを絶対に避けたい
- 50系の低年式車でも適正価格で売りたい
ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止です。50系のような流通量の多い車種では、多くの業者が参加するオークション方式が有利に働きます。
詳しい評判と活用法は、ユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。
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【特殊ケース】ローン残債・車検切れ・書類紛失
まとめ:プリウスを最高値で売るための3ステップ
プリウスは流通量が多いからこそ、「どこに売るか」「いつ売るか」で20〜50万円の差が生まれます。
【STEP1】あなたのプリウスの「本当の価値」を知る
- 年式・グレード・パワートレイン(2.0L/1.8L)を確認
- この記事の相場表で適正価格をチェック
- ムーンルーフ・ボディカラーなどオプション装備を棚卸し
まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから査定に進みましょう。
【STEP2】複数業者に査定依頼し競合させる
【STEP3】査定額を比較して納得の売却
- 複数の査定額を比較(最低3社)
- 「この相場表の価格より低い理由」を確認
- 契約書の「二重査定(減額)条項」をチェック
プリウスは待てば待つほど値下がりする車種です。特に50系オーナーの方は、走行距離が増えるほど相場下落は加速します。60系Zグレードのオーナーも、新車納期の正常化前に現在の価値を確認することをおすすめします。
\ プリウスを最高値で売るための完全ガイド/
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