「N-BOXってリセール良いの?」「ターボとNAでどれくらい差がつく?」
ホンダ・N-BOXは軽自動車販売台数No.1を8年連続で獲得した圧倒的人気車種です。中古車市場でも取引量が非常に多い反面、ターボとNA(自然吸気)で20〜26万円、新旧世代で16万円の差が生まれており、売却先の選択で損をしているケースが少なくありません。
この記事では、2026年9月末に確定したプロの業者間オークション落札データ(JF3系1,000件+JF5系1,000件)をもとに、N-BOXの「本当の買取相場」と高く売るための条件を徹底解説します。
実際に、ローンが残っている状態や車検が切れてしまったといった状況でも、N-BOXなら適切な売却先を選べば納得の価格で手放せます。まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。
【2026年9月の相場概況】
- 3代目 JF5型(2023年〜):評価5点でベースグレード143万円、ターボ165万円(いずれも2026年式)。2026年式が評価5点で151万円と全年式最高値。年式差は131〜151万円と7月より広がりました
- 2代目 JF3型(2017〜2023年):2023年式(最終型)の評価5点が124万円(7月比▼3万円)。2020年式が▲19万円、2022年式が▲10万円と上昇する一方、2017年式は▼6万円と下落し、年式ごとに方向が分かれました
- ターボプレミアム:JF5系で20〜26万円。年式による差は小さく、2024年式の26万円が最大、2025年式の20万円が最小です
- 世代間格差は再び拡大:2023年式でJF5型140万円 vs JF3型124万円(16万円差)。7月の約13万円差から広がりました(JF3型最終型が▼3万円下落したため)
- 相場形成の主因は世代交代と新車納期の正常化:N-BOXは国内軽自動車が中心で輸出需要がほぼ無く、海外市況の影響は受けにくい構造です。3代目の供給増と新車納期の正常化が相場形成の主因で、9月も海外要因による変動は見られませんでした
N-BOX(JF系)のモデル概要と世代別ガイド
N-BOXは現在2つの世代が中古車市場で大量に取引されています。世代による相場の差はSUVやミニバンほど大きくありませんが、グレード(ターボ/NA)の違いは確実に価格に反映されます。なぜディーラー下取りと買取専門店で価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。
現行型:3代目 JF5系(2023年10月〜)

主なグレード:
- ベースグレード:取引の約54%を占める最量販モデル。Honda SENSING標準
- ターボ:約18%。64馬力のターボエンジン搭載。高速道路利用が多い方に人気
- ターボ コーディネートスタイル:専用2トーンカラー+ターボ。最高値グレード
- ファッションスタイル / コーディネートスタイル:NA+専用カラーの特別仕様
3代目では「カスタム」の名称が廃止され、全車共通のフロントデザインに統一。ターボかNAかがグレードの最大の分岐点です。
先代モデル:2代目 JF3系(2017年9月〜2023年)

主なグレード(取引量順):
- G・Lホンダセンシング(約25%):MC前の主力NA。パワスラ片側標準
- L(約25%):MC後(2020年〜)の主力NA。旧G・Lの後継
- G・Lターボホンダセンシング(約15%):MC前のターボ
- Lターボ(約10%):MC後のターボ。旧G・Lターボの後継
- EX / EXターボ:MC後の上級グレード。助手席スーパースライドシート装備
重要なマイナーチェンジ(2020年12月):フロントデザイン刷新、グレード体系を「G」→「L/EX」に変更、Honda SENSING全車標準化。MC後のグレード(L/Lターボ/EX)はMC前より10〜15万円高い傾向です。
【2026年9月最新】3代目 JF5型の買取相場データ
一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、現行3代目のリアルな買取相場を公開します。
査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。
JF5型 年式×評価点 相場表
| 年式(JF5・3代目) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷多め等) |
修復歴あり |
|---|---|---|---|---|
| 2023年式(デビュー年) | 140万円 | 128万円 | — | 92万円 |
| 2024年式 | 131万円 | 119万円 | 113万円 | 91万円 |
| 2025年式 | 147万円 | — | 112万円 | 94万円 |
| 2026年式 | 151万円 | — | — | — |
※業者間オークション(USS等)の落札中央値(税別)。2WD・全グレード統合。「評価3点以下」は評価点3の車両のみで、修復歴は独立した列に分けています。サンプル数:855件(2026年9月成約分)。7月比(▲/▼)は2026年7月落札中央値との比較です(8月号から1号分飛んでいるため、2ヶ月分の変動を含みます)。「—」はサンプル数が少ない、または上位評価を上回る逆転が生じたため非表示。
3代目JF5の特徴は「年式による価格差が小さい」こと。2023年式から2026年式まで評価5点は131〜151万円の幅に収まっています。ただし9月は2026年式が▲7万円・2025年式が▲5万円と高年式が上昇し、2024年式は▼7万円と下落したため、2026年7月の133〜143万円より差はやや広がりました。最新2026年式151万円が全年式最高値です。
JF5型 ターボ vs ベースグレード(評価5点)
| 年式(5点) | ターボ | ベースグレード | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2023年式 | 148万円 | 126万円 | +22万円 |
| 2024年式 | 153万円 | 127万円 | +26万円 |
| 2025年式 | 163万円 | 143万円 | +20万円 |
| 2026年式 | 165万円 | 143万円 | +22万円 |
ターボは全年式でベースグレードを20〜26万円上回っています。プレミアムは2024年式の26万円が最大、2025年式の20万円が最小で、年式による差は小さくなっています。2026年式ターボは165万円(▲4万円)と全年式で最も高く、2025年式ターボは163万円(▼5万円)です。
JF5型 グレード序列(評価5点・全年式平均)
- ターボ ブラックスタイル:165万円(最上位)
- ターボ コーディネートスタイル:161万円(n40)
- ターボ:159万円(n106)
- ブラックスタイル:157万円(n29)
- コーディネートスタイル:154万円(n28)
- ファッションスタイル:141万円(n34)
- スロープ:140万円(n14)
- ベースグレード:138万円(n311)
【2026年9月最新】2代目 JF3型の買取相場データ
JF3型 年式×評価点 相場表
| 年式(JF3・2代目) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷・過走行等) |
修復歴あり |
|---|---|---|---|---|
| 2017年式 | 84万円 | 63万円 | 44万円 | 46万円 |
| 2018年式 | 94万円 | 68万円 | 45万円 | — |
| 2019年式 | 98万円 | 69万円 | 48万円 | 45万円 |
| 2020年式(MC後) | 113万円 | 76万円 | 48万円 | 43万円 |
| 2021年式 | 112万円 | 98万円 | 91万円 | 74万円 |
| 2022年式 | 128万円 | 106万円 | 90万円 | 73万円 |
| 2023年式(最終型) | 124万円 | 109万円 | 85万円 | 75万円 |
※業者間オークション(USS等)の落札中央値(税別)。2WD・全グレード統合。「評価3点以下」は評価点3の車両のみで、修復歴は独立した列に分けています。赤線はマイナーチェンジ(2020年12月)の境界。サンプル数:1,000件(2026年9月成約分)。7月比(▲/▼)は2026年7月落札中央値との比較です(8月号から1号分飛んでいるため、2ヶ月分の変動を含みます)。
JF3型の注目ポイント
【ポイント①】2023年式(最終型)は124万円に下落、2022年式に逆転される
2023年式(最終型)の評価5点は124万円(7月比▼3万円)と下落し、2022年式128万円(▲10万円)に逆転されました。3代目JF5型の2023年式140万円との世代間格差も13万円から16万円へ拡大しています。評価4点は109万円で横ばい、評価3点以下は85万円(▲9万円)と上昇しました。3代目の供給増という中長期の下押し要因は残ります。
【ポイント②】MC後の2020年式が大きく上昇
2020〜2023年式の評価5点は112〜128万円です。注目すべきは2020年式(MC後)が113万円と7月比▲19万円の大幅高となり、2019年式98万円との差を15万円に広げたことです。マイナーチェンジ後の個体が改めて評価されており、2021年式112万円を上回る逆転も生じています。走行距離と状態の影響も大きいため、同じ年式でも査定差が出やすい点に注意が必要です。
【ポイント③】2018〜2020年式が上昇、2017年式のみ下落
7〜9年落ちの評価5点は、2020年式が113万円(7月比▲19万円)、2018年式が94万円(▲8万円)、2019年式が98万円(▲2万円)と上昇する一方、2017年式は84万円(▼6万円)と下げました。MC前後よりも「評価5点を維持できているか」のほうが価格を左右する段階に入っています。走行距離が増えると評価4点以下への転落が急落につながるため、8万kmを超える前の売却が得策です。
なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を解説した記事も参考にしてください。また、査定後の減額トラブルを避けるためのポイントも事前に確認しておくと安心です。
世代間格差は16万円に拡大。JF5型 vs JF3型の比較
2023年式は新旧両モデルが併存しており、評価5点でJF5型140万円 vs JF3型124万円と16万円の世代間格差があります。7月(13万円差)から広がっており、JF3型最終型の下落で格差が拡大しました。
SUVやミニバンと比べると差額は小さめですが、軽自動車の16万円という格差は車両価格比では小さくありません。JF3型最終型は今号で下落に転じています。3代目の中古車増加による中長期の下押し基調は残るため、JF3型をお持ちの方は早めにタイミングを見極める価値があります。
N-BOXの「本当の売り時」
JF5型(3代目)の売り時
- ターボ系:2025年式ターボ163万円(▼5万円)・2026年式ターボ165万円(▲4万円)と高値圏を維持。ターボ系のプレミアムは20〜26万円で安定しています
- ベースグレード(全年式):2025〜2026年式が▲10万円と上昇し143万円。一方2023年式は▼11万円と下落し、年式で方向が分かれました
- マイナーチェンジに注意:MC発表時に若干の下落が見込まれるが、N-BOXは市場支配力が強いため影響は限定的
JF3型(2代目)の売り時
- 2022〜2023年式(最終型):評価5点で124〜128万円。2022年式は▲10万円と上昇し、2023年式を上回る逆転が起きています。3代目の供給増という中長期の下押し要因は残るため、長期保有はリスク
- 2020〜2021年式(MC後):112〜113万円帯で底堅い。2020年式は▲19万円と大きく上昇、2021年式は横ばい(±0万円)
- 2017〜2019年式(MC前):84〜98万円台(評価5点)。2018年式が▲8万円と反発する一方、2017年式は▼6万円と軟化。走行距離8万kmを超える前の売却が得策
- 修復歴あり:全年式で42〜70万円。ディーラー下取りだと大幅減額されるが、買取専門店なら適正評価が期待できる
詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説しています。

N-BOXを最高値で売るための業者選び
N-BOXは国内需要100%の車種であり、輸出プレミアムは期待できません。一方、取引量が非常に多いため業者間の競合が査定額を押し上げやすい車種でもあります。複数業者の比較が最も効果的です。
【最適解】複数業者が競合する一括査定サービス
おすすめ①:CTN車一括査定
【こんな人に最適】
- ターボ車・コーディネートスタイル等の高グレード
- 専門店の「本気の査定額」を知りたい
- 電話対応は3社程度なら問題ない
詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。
\ 専門店が競合!上位3社のみと交渉 /
おすすめ②:MOTA車買取
【こんな人に最適】
- 電話対応を最小限に抑えたい
- じっくり比較検討したい
- 初めての車売却で不安がある
MOTAは最大20社が査定に参加しますが、電話がかかってくるのは上位3社のみ。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。
\ 電話は上位3社のみ!じっくり比較 /
※MOTAの詳しい仕組みはMOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で詳しく解説しています。
おすすめ③:ユーカーパック
【こんな人に最適】
- 電話対応が1社だけで済ませたい
- 契約後の減額トラブルを絶対に避けたい
- オークション形式で最高値を狙いたい
ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止という安心感があります。詳しくはユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。
\ 電話1社のみ!減額なしの安心取引 /
【特殊ケース】ローン残債がある場合
軽自動車はローン残債が買取額を上回る「オーバーローン」になりやすい車種です。それでも諦める前に査定を受けてみてください。N-BOXのリセールの高さなら完済できるケースも少なくありません。詳しくはローン中の車を高く売る方法!で解説しています。
【特殊ケース】車検切れ・書類紛失の場合
車検が切れてしまった場合や、車検証・納税証明書を紛失してしまった場合でも出張査定で売却が可能です。以下の記事も参考にしてください:
まとめ:N-BOXを最高値で売るための3ステップ
N-BOXは軽自動車No.1の人気車種ゆえに取引量が多く、「どこに売っても同じ」と思いがちですが、業者によって10〜20万円の差は普通に出ます。特にターボ車はプレミアム分を正しく評価できる業者を選ぶことが重要です。9月はJF3型最終型が▼3万円と下落し、3代目の供給増という中長期の下押し要因も残るため、長期保有を考えているJF3オーナーは相場動向に注意が必要です。
【STEP1】あなたのN-BOXの「本当の価値」を知る
- 型式(JF5 or JF3)・グレード(ターボ/ベース/L/G等)を確認
- この記事の相場表で適正価格をチェック
- ターボ車なら「NA比+約23〜36万円」の価値があることを認識
まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから査定に進むのがスムーズです。
【STEP2】複数業者に査定依頼
【STEP3】査定額を比較して納得の売却
- 複数の査定額を比較(最低3社)
- 「この相場表の価格より低い理由」を確認
- 契約書の「二重査定(減額)条項」をチェック
N-BOXは「どこに売っても同じ」ではありません。軽自動車だからこそ10〜20万円の差が手取り額に大きく響きます。JF3型最終型は9月に▼3万円と下落し、3代目増加による中長期の影響も続くため、まずは現在の価値を確認することから始めましょう。
\ N-BOXを最高値で売るための完全ガイド/
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