「ランクルプラドの買取相場は本当に高いの?」「ディーゼルとガソリンでどれくらい差がある?」
トヨタ・ランドクルーザープラド(150系)は、国内SUV市場での安定した人気に加え、海外輸出市場でも圧倒的な需要を誇る車種です。その結果、10年落ちでも200万円超、ディーゼルなら年式・グレードによって400万円超という驚異的なリセールバリューを維持しています。
しかし、売却先を間違えると50〜100万円以上の損失が生まれる可能性があります。この記事では、2026年4月末に確定したプロの業者間オークション落札データ(約1,000件)をもとに、ランクルプラドの「本当の買取相場」と「輸出で評価される条件」を徹底解説します。
実際に、ローンが残っている状態や車検が切れてしまったケースでも、ランクルプラドの高いリセールバリューなら納得の価格で売却できる可能性があります。まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。
【2026年4月の相場概況】
- ディーゼル(GDJ150W)全体:2021〜2023年式の評価5点で400〜414万円(全グレード統合)。最終型2023年式が414万円で最高値だが、2021年式405万円・2022年式400万円とほぼ並び、年式プレミアは限定的
- ガソリン(TRJ150W)の2021年式以前は軟化が継続:前月号で報じた2019〜2022年式▼14〜30万円の下落基調が続く。2020年式は2025年末免税期限通過済みで輸出ルート減少が下押し
- ホルムズ海峡封鎖の影響は中和傾向:プラドはLC300・LC250より中東依存度が低く、ロシア・スリランカ等の新興国向け実用SUVとして幅広く流通。ホルムズ封鎖の直撃は限定的だが、上昇圧力にはならず
- 旧年式(〜2014年):評価4点で195〜222万円を維持。新興国向け輸出需要が支え底堅い
ランクルプラドのモデル概要と輸出市場での評価
ランドクルーザープラド150系は2009年に登場し、2023年まで約14年間にわたって販売された超ロングセラーモデルです。後継のランドクルーザー250(2024年〜)にバトンタッチしましたが、150系の中古車相場は依然として高水準を維持しています。なぜディーラー下取りと買取専門店でこれほど価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。

型式と駆動系
- GDJ150W(2.8Lディーゼルターボ):2015年〜。輸出市場で最も評価が高い。ガソリン車より54〜83万円高い相場(2019〜2023年式・評価5点)
- TRJ150W(2.7Lガソリン):全期間。取引量が最も多い(約62%)。輸出でも需要あり
- GRJ150W(4.0Lガソリン):少数。TZグレード。中東向け輸出で人気
主なグレード(買取評価の高い順)
- TX Lパッケージ マットブラックエディション:最終特別仕様車。評価5点平均430万円
- TX Lパッケージ 70thアニバーサリーリミテッド:2021年の70周年記念モデル。評価5点平均427万円
- TX Lパッケージ ブラックエディション:黒基調の人気特別仕様。評価5点平均412万円
- TX Lパッケージ:本革シート・ムーンルーフ標準の上級グレード。評価5点平均402万円
- TX:標準グレード。ムーンルーフ付きなら輸出評価が高い。評価5点平均356万円
輸出市場での評価:
ランクルプラドはマレーシア・アフリカ・中東・ロシアなど世界中で需要があり、国内ディーラー下取りでは評価しきれない「輸出プレミアム」がつきます。特にディーゼル×Lパッケージ×ムーンルーフ×黒/パールの組み合わせは、輸出業者が「指名買い」するほどの人気です。
【2026年4月最新】ディーゼル(GDJ150W)買取相場データ
一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、ランクルプラドのリアルな買取相場を公開します。
査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。
| 年式(GDJ150W ディーゼル) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷・過走行等) |
|---|---|---|---|
| 2023年式(最終型) | 414万円 | 408万円 | 402万円 |
| 2022年式 | 400万円 | 385万円 | 390万円 |
| 2021年式 | 405万円 | 386万円 | 369万円 |
| 2020年式 | 390万円 | 378万円 | 322万円 |
| 2019年式 | 357万円 | 392万円 | 329万円 |
| 2018年式 | 336万円 | 329万円 | 328万円 |
| 2017年式 | 306万円 | 292万円 | 272万円 |
| 2016年式 | 271万円 | 246万円 | 243万円 |
| 2015年式 | 340万円 | 226万円 | 213万円 |
※業者間オークション(USS等)の落札平均額(税別)。GDJ150W・GDJ151W(2.8Lディーゼルターボ)、全グレード統合。サンプル数:約371件(2026年4月成約分)。「※n=1」はサンプル数が極小のため参考値。
【2026年4月最新】ガソリン(TRJ150W)買取相場データ
| 年式(TRJ150W ガソリン) | 評価5点 (極上車) |
評価4点 (良好) |
評価3点以下 (傷・過走行等) |
修復歴あり |
|---|---|---|---|---|
| 2023年式(最終型) | 413万円 ▲18万円 |
385万円 ▼10万円 |
389万円 | 371万円 |
| 2022年式 | 390万円 ▼30万円 |
380万円 ▼20万円 |
432万円 ※n=1 |
378万円 |
| 2021年式 | 376万円 ▼24万円 |
356万円 ▼29万円 |
354万円 | 311万円 |
| 2020年式 | 371万円 ▼24万円 |
358万円 ▼12万円 |
305万円 | − |
| 2019年式 | 374万円 ▼21万円 |
361万円 ▼14万円 |
317万円 | 290万円 |
| 2018年式 | 340万円 ▼15万円 |
315万円 ▼20万円 |
313万円 | − |
| 2017年式 | 298万円 ▼42万円 |
302万円 ▲12万円 |
268万円 | − |
| 2016年式 | 288万円 ▲5万円 |
265万円 ▲5万円 |
252万円 | 252万円 |
| 2015年式 | 242万円 | 236万円 | 207万円 | − |
| 2013〜2014年式 | 232万円 | 210〜222万円 | 195〜215万円 | − |
| 2010〜2012年式 | − | 190〜210万円 | 170〜194万円 | − |
※業者間オークション(USS等)の落札平均額(税別)。TRJ150W(2.7Lガソリン)、全グレード統合。サンプル数:約622件(2026年4月成約分)。前月比(▲/▼)は3月成約データとの比較。「※n=1」は参考値。
4月相場の注目ポイント
【ポイント①】ガソリン車の2021年式以前は軟化が継続
ガソリン(TRJ150W)の2019〜2022年式は、前月号で報じた評価5点▼14〜30万円の下落基調が4月も続いています。一方で2023年式(最終型)は引き続き堅調で、最終型への需要集中と旧年式の選別が鮮明です。2020年式は2025年末で輸出免税期限を通過済みで、規制が緩い新興国(アフリカ・中東以外)への切り替えが必要となり、売却タイミングがより重要に。2021年式以前のガソリン車を所有している方は早めの動きが推奨されます。
【ポイント②】ディーゼルは2021〜2023年式が400〜414万円(全グレード統合)で底堅い
ディーゼル(GDJ150W)の主力年式帯は4月も底堅く推移しています。2023年式評価5点414万円、2021年式405万円、2022年式400万円と狭いレンジに収束。これは「最終型希少性プレミア」が生産終了から2年経過してやや剥落した一方、ディーゼル全体の輸出需要が広い年式帯を支えていることを反映しています。TX Lパッケージなど特別仕様グレード単独では、これより高値での取引が期待できます。
【ポイント③】ホルムズ海峡封鎖の影響は中和傾向 — プラドの輸出先の幅広さが奏功
2026年2月以降のホルムズ海峡封鎖はランクル系車種に大きな影響を与えていますが、プラドはLC300・LC250と異なり中東UAE依存度が相対的に低く、ロシア・スリランカ・アフリカ等の新興国向けの「実用SUV」として幅広く流通しています。中東向け輸出の機能停止は確実にマイナス要因ですが、新興国向け需要の幅広さが下落圧力を中和しており、4月の相場は底堅さを保っています。ただし上昇圧力にもならず、ガソリン車の軟化基調は止まりません。
【ポイント③】ディーゼルとガソリンの差額:54〜83万円
同年式の評価5点で比較すると、ディーゼルはガソリンより54〜83万円高い水準です。前月はこの差がさらに大きかった年式もありますが、ガソリン車の下落によって差が拡大傾向にあります。ディーゼルオーナーは引き続き強気の売却が可能です。
【ポイント④】旧年式(〜2014年)でも200万円超を維持
2010〜2014年式は評価4点で190〜222万円。15年落ちの軽自動車が30〜50万円で取引される市場とは全く異なる水準です。これは輸出需要(アフリカ・中東など年式規制が緩い地域)が下支えしているためで、年式が古くても輸出業者経由での売却が有利です。
なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を解説した記事も参考にしてください。また、査定後の減額トラブルを避けるためのポイントも事前に確認しておくと安心です。
輸出で高く売れる!査定額を左右する重要オプション
ランクルプラドは「どのオプションを装備しているか」で、輸出業者の買取価格が大きく変動します。以下の条件を満たしている場合、ディーラー下取りより50〜100万円高い査定額が期待できます。
- ムーンルーフ(サンルーフ)
今回のデータでも「SR」装備コード付き車両が多数を占めています。輸出市場での必須条件であり、ムーンルーフなしの車両は30〜50万円の減額になります。 - 本革シート(Lパッケージ以上)
TX LパッケージとTXの差は評価5点で46万円(356万円 vs 402万円)。輸出先では「レザーシート」が高級車の条件とされます。 - ボディカラー(パール・黒が最高値)
パールホワイトと黒が圧倒的に人気。データでも約8割がこの2色。シルバーやグレーは10〜20万円安く、ワイン・茶・赤などは20〜30万円安くなる傾向です。 - ディーゼルエンジン(GDJ150W)
ガソリンより54〜83万円高い評価(2019〜2023年式・評価5点)。特にアフリカ・中東市場では軽油の入手しやすさからディーゼルが圧倒的に好まれます。
これらの条件を満たすランクルプラドは、輸出業者が直接入札する査定サービスを利用することで、真の価値を評価してもらえます。あなたの車に最適な売却ルートの選び方は、車種×状態別「最適業者マッチング診断」で詳しく解説しています。
ランクルプラドの「本当の売り時」と輸出規制デッドライン
ランクルプラドを売却する際、最も注意すべきは「輸出免税の年式規制」です。アルファードと同様、この期限を過ぎると輸出ルートが閉ざされ、査定額が大幅に下落します。
マレーシア向け輸出の規制ライン
- 2020年式:2025年末で輸出免税期限切れ → 2026年4月現在、すでに期限通過。アフリカ・中東など規制が緩い輸出ルートへの切り替えが必要
- 2021年式:2026年末で期限切れ → 残り約9ヶ月。売却の猶予はあるが早めの行動推奨
2020年式のガソリン車オーナーは、4月の相場でも下落傾向が継続している中、早急な売却判断を推奨します。前月号で報じた2021年式ガソリン車の前月比−24万円という大幅下落の流れは止まっておらず、マレーシア向け輸出規制を見据えた売り圧力が継続しています。
後継のランクル250が市場に浸透するにつれ、150系の相場に影響が出る可能性もあります。詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説しています。

ランクルプラドを最高値で売るための業者選び
ランクルプラドは「どこに売るか」で50〜100万円以上の差が生まれる車種です。輸出ルートを持たないディーラーや買取チェーン店では本来の価値を評価しきれません。
おすすめ①:CTN車一括査定
【こんな人に最適】
- ディーゼルTX Lパッケージ・ムーンルーフ付きを持っている
- 輸出業者の「本気の査定額」を知りたい
- 電話対応は3社程度なら問題ない
CTNは輸出業者・専門店との提携が強く、ランクルプラドのような輸出人気車で国内相場を50〜100万円上回る査定額が期待できます。詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。
\ 輸出需要を最大化!上位3社のみと交渉 /
おすすめ②:MOTA車買取
【こんな人に最適】
- 電話対応を最小限に抑えたい
- じっくり比較検討したい
- ランクル250への乗り換えを検討中
MOTAは最大20社が査定に参加し、電話がかかってくるのは上位3社のみ。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。
\ 電話は上位3社のみ!じっくり比較 /
※MOTAの詳しい仕組みは、MOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で紹介しています。
おすすめ③:ユーカーパック
【こんな人に最適】
- 電話対応が1社だけで済ませたい
- 契約後の減額トラブルを絶対に避けたい
- オークション形式で最高値を狙いたい
ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止です。詳しい評判と活用法は、ユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。
\ 電話1社のみ!減額なしの安心取引 /
【特殊ケース】ローン残債・車検切れ・書類紛失
まとめ:ランクルプラドを最高値で売るための3ステップ
ランクルプラドは国内外で圧倒的な人気を誇るため、「どこに売るか」で50〜100万円以上の差が生まれる車種です。4月のデータからは、ガソリン車の2021年式以前で軟化基調が継続する一方、ディーゼル車は400〜414万円(全グレード統合)で底堅さを維持しています。ホルムズ海峡封鎖の影響は新興国向け需要の幅広さで中和傾向ですが、燃料種別によって対応を変えることが重要です。
【STEP1】あなたのランクルプラドの「本当の価値」を知る
- 年式・型式(ディーゼル/ガソリン)・グレード・オプション装備を確認
- この記事の相場表(ディーゼル・ガソリン別)で適正価格をチェック
- 輸出規制のデッドラインを確認(2021年式は残り約9ヶ月)
まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから査定に進みましょう。
【STEP2】輸出ルートを持つ業者に査定依頼
【STEP3】査定額を比較して納得の売却
- 複数の査定額を比較(最低3社)
- 「この相場表の価格より低い理由」を確認
- 契約書の「二重査定(減額)条項」をチェック
ランクルプラドは「時間との戦い」です。輸出規制のデッドライン、後継ランクル250の普及、走行距離の増加、ホルムズ海峡封鎖による中東向け輸出ルートの不確実性……相場を動かす要因は常に存在します。特にガソリン車の2021年式以前は4月も軟化基調が続いており、まずは現在の価値を確認することから始めましょう。
\ ランクルプラドを最高値で売るための完全ガイド/
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