「新型ステップワゴンのリセールはどうなの?」「スパーダとエアーでどれくらい差がある?」
ホンダ・ステップワゴン(RP系)は、2022年のフルモデルチェンジで6代目に進化し、5代目との間に同じ2022年式でも約34万円の世代間格差が生まれています。かつて顕著だったe:HEV(ハイブリッド)よりガソリン車のスパーダの方が高いという逆転現象は、7月データでは2022年式を除いてほぼ解消しました。
この記事では、2026年7月末に確定したプロの業者間オークション落札データ(約1,000件)をもとに、ステップワゴンの「本当の買取相場」と高く売るための条件を、現行6代目を中心に徹底解説します(先代5代目は参考相場として掲載)。
実際に、ローンが残っている状態や車検が切れてしまったといった状況でも、適切な売却先を選べば納得の価格で手放せます。まずは現在の市場価値を正確に把握しましょう。
【2026年7月の相場概況】
- 6代目ガソリン車(RP6+RP7):評価5点で約298〜344万円。e:HEV(RP8)に対する優位は2022年式の+51万円のみとなり、2023年式は−1万円、2024年式・2026年式はe:HEV優位に転じました
- 6代目RP7(ガソリン4WD):2023年式の評価5点で400万円(n5)。ステップワゴン全体の最高値圏を維持
- 5代目スパーダ系(RP3/RP4):2021年式で評価5点281〜347万円。今号から集計を更新(集計方法も中央値に統一)。6代目の中古流通増加で下落圧力は続いています
- 5代目ハイブリッド(RP5):2021年式で評価5点は参考209万円。同年式のガソリン車(281万円)より約72万円安い状態が続いています。RP5は流通が各年式1〜11件まで減少しており、今号は全年式で参考値扱いです
- 相場変動の主因は国内要因:ステップワゴンは国内ファミリーミニバン中心で輸出要因の影響は小さく、新車納期正常化と中古流通の構成変化が相場を左右
ステップワゴン(RP系)のモデル概要と世代別ガイド
ステップワゴンは現在2つの世代が中古車市場で取引されています。世代によって相場水準がまったく異なるため、まずご自身の車両がどちらに該当するかを確認してください。なぜディーラー下取りと買取専門店で価格差が生まれるのか、中古車流通の仕組みを理解しておくと交渉時に有利です。
現行型:6代目(RP6/RP7/RP8・2022年5月〜)

主なグレード:
- スパーダ プレミアムライン:最上級グレード。ガソリン(RP6/RP7)の最高値圏
- スパーダ:売れ筋の中核グレード。ガソリン(RP6/RP7)とe:HEV(RP8)両方に設定
- エアー:シンプルデザインの標準グレード。相場はスパーダ系を下回る
パワートレイン:ガソリン1.5Lターボ(RP6=2WD/RP7=4WD)とe:HEV 2.0L(RP8=2WD)の2種。6代目ではe:HEVに4WD設定がない点が相場に影響しています。
先代モデル:5代目(RP1〜RP5・2015年4月〜2022年)
主なグレード(取引量順):
- スパーダ ホンダセンシング(約20%):MC後の主力。安全装備付き
- スパーダ(約17%):MC前の主力グレード
- スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング(約16%):専用エアロ+17インチAW
- スパーダハイブリッド G・EX ホンダセンシング(RP5):i-MMDハイブリッド上級
- G / G ホンダセンシング(約7%):標準グレード。スパーダ系より安い
重要なマイナーチェンジ(2017年9月):Honda SENSING標準化、ハイブリッド(RP5)追加。2017年式以降のスパーダ ホンダセンシングが中古車市場の主流です。
【2026年7月最新】6代目(現行型)の買取相場データ
一般には公開されないプロの業者間オークション(USS等)の落札データをもとに、現行6代目のリアルな買取相場を公開します。
査定表の「評価点(5点・4点・3点…)」の意味が分かりづらい方は、先に中古車の査定基準(評価点)の仕組みを押さえておくとスムーズです。
6代目 年式×評価点 相場表
| 年式 | 評価5点 (すごくきれい) |
評価4点 (きれい) |
評価3点 (普通) |
サンプル数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年式 | 326万円 | — | — | 54 |
| 2025年式 | 331万円 | — | — | 19 |
| 2024年式 | 317万円 | 285万円 | — | 32 |
| 2023年式 | 324万円 | 320万円 | 313万円 | 97 |
| 2022年式 | 335万円 | 321万円 | 310万円 | 77 |
※業者間オークション(USS等)の2026年7月落札中央値(税別)。RP6/RP7/RP8全グレード統合。サンプル数:約1,000件(2026年7月成約分)。評価3点は評価3点の落札分(修復歴ありは含みません)。サンプルが5件未満の欄は「—」として表示を控えています。全グレード統合のため、月によりグレード構成(4WD・プレミアムライン比率)の影響を受けます。
【注目】ガソリン車がe:HEVを逆転!パワートレイン別の相場
ステップワゴン6代目の相場で最も特徴的なのは、ガソリン車(RP6/RP7)がe:HEV(RP8)を上回っていた逆転現象です。ただし7月データではこの構図が大きく崩れています。
| 年式 | RP6 ガソリン2WD |
RP7 ガソリン4WD |
RP8 e:HEV 2WD |
ガソリン優位 (RP6 vs RP8) |
|---|---|---|---|---|
| 2026年式 | 318万円 | 338万円 | 324万円 | RP8優位 -6万円 |
| 2025年式 | 参考284万円 | 参考312万円 | 337万円 | RP8優位 -53万円 |
| 2024年式 | 308万円 | 参考361万円 | 322万円 | RP8優位 -14万円 |
| 2023年式 | 323万円 | 400万円 | 324万円 | RP8優位 -1万円 |
| 2022年式 | 335万円 | 379万円 | 284万円 | RP6優位 +51万円 |
※業者間オークション(USS等)の2026年7月落札中央値(税別・評価5点)。サンプルが5件未満の欄は「参考」と表示しています(2025年式のRP6・RP7、2024年式のRP7)。
7月データでガソリン車(RP6)がe:HEVを上回っているのは2022年式の+51万円のみで、前号の+118万円から大きく縮小しました。2023年式は−1万円でほぼ同水準、2024年式は−14万円、2026年式は−6万円とe:HEV優位に転じています。2026年式のグレード別でも最高値はe:HEVスパーダ プレミアムライン(343万円)で、ガソリンのRP7スパーダ プレミアムライン(339万円)を上回りました。ガソリン優位を前提とした売却戦略は見直しが必要な局面です。
なぜ2022〜2023年式でガソリン車が高いのか?
- RP7 スパーダ プレミアムライン(ガソリン4WD):427万円(参考・n4)
- RP7 スパーダ プレミアムライン(ガソリン4WD):339万円
- RP7 スパーダ(ガソリン4WD):370万円
- RP8 e:HEV スパーダ プレミアムライン:331万円
- RP6 スパーダ(ガソリン2WD):327万円
- RP8 e:HEV スパーダ:305万円
- RP6 エアー(ガソリン2WD):293万円
6代目 グレード別の相場序列(2025〜2026年式・評価5点)
- RP8 e:HEV スパーダ プレミアムライン:342万円
- RP6 スパーダ プレミアムライン(ガソリン2WD):393万円
- RP8 e:HEV スパーダ:327万円
- RP6 スパーダ プレミアムライン(ガソリン2WD):322万円
- RP8 e:HEV エアー EX:319万円(参考・n4)
- RP7 スパーダ(ガソリン4WD):317万円(参考・n3)
- RP6 スパーダ(ガソリン2WD):311万円(参考・n4)
- RP6 エアー EX(ガソリン2WD):304万円(参考・n2)
- RP6 エアー(ガソリン2WD):282万円(参考・n3)
あなたの車に最適な売却ルートの選び方は、車種×状態別「最適業者マッチング診断」で詳しく解説しています。
【2026年4月最新】5代目(先代型)の買取相場データ
5代目スパーダ系(RP3/RP4) 年式×評価点 相場表
| 年式(RP3/RP4) | 評価5点 (すごくきれい) |
評価4点 (きれい) |
評価3点 (普通) |
サンプル数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年式 | 301万円 | 参考246万円 | — | 約20件 |
| 2021年式 | 293万円 | 238万円 | 212万円 | 約61件 |
| 2020年式 | 248万円 | 228万円 | 200万円 | 約32件 |
| 2019年式 | 257万円 | 237万円 | 191万円 | 約47件 |
| 2018年式 | 229万円 | 202万円 | 172万円 | 約61件 |
| 2017年式 | 191万円 | 164万円 | 145万円 | 約79件 |
| 2016年式 | 186万円 | 153万円 | 122万円 | 約93件 |
| 2015年式 | 183万円 | 153万円 | 125万円 | 約136件 |
※業者間オークション(USS等)の2026年7月落札中央値(税別)。RP3(スパーダ2WD)・RP4(スパーダ4WD)の統合値。前号まで参考として据え置いていた集計を今号で更新し、あわせて集計方法を他の表と同じ中央値に統一しました(前号は平均額)。サンプルが5件未満の欄は「参考」または「—」と表示しています。
5代目の注目ポイント
【ポイント①】スパーダ系4WD(RP4)は2WD(RP3)より60万円以上高い
2021年式の評価5点で見ると、RP4(スパーダ4WD)は347万円、RP3(スパーダ2WD)は281万円と約66万円の差(RP4はn4の参考値)。降雪地域ファミリー層の需要が相場を支えています。
【ポイント②】5代目ハイブリッド(RP5)はガソリンより約70万円安い
5代目のi-MMDハイブリッドはガソリン車に対して約70万円安い状態が続いています。2021年式の評価5点ではRP5が参考209万円 vs RP3が281万円と約72万円の差。バッテリー劣化リスクへの懸念が主因と考えられます。「ハイブリッドだから高く売れる」と期待している方は注意が必要です。
【ポイント③】2022年式(5代目最終型)はまだ300万円台を維持
5代目の最終モデルとなる2022年式は評価5点で301万円と、今号も300万円台を維持しています(前号の据え置き値326万円からは下落)。ただし6代目の中古流通増加とともに下落圧力が強まっており、早期売却が有利です。
| 年式(RP5) | 評価5点 | 評価4点 | 評価3点 |
|---|---|---|---|
| 2021年式 | 参考209万円 | 162万円 | — |
| 2020年式 | — | 参考226万円 | 参考134万円 |
| 2019年式 | 参考198万円 | — | 参考85万円 |
| 2018年式 | — | 158万円 | 82万円 |
| 2017年式 | 参考199万円 | 参考110万円 | 参考63万円 |
※業者間オークション(USS等)の2026年7月落札中央値(税別)。RP5(スパーダ ハイブリッド)。前号まで参考として据え置いていた集計を今号で更新し、集計方法を中央値に統一しました(前号は平均額)。RP5は7月の流通が各年式1〜11件まで減少しており、評価5点はいずれもサンプル5件未満のため「参考」表示、2件未満の欄は「—」としています。数値の解釈にはご注意ください。
なお、キズやヘコミを修理してから売るべきか迷っている方は、修理費用と査定額上昇の関係を解説した記事も参考にしてください。また、査定後の減額トラブルを避けるためのポイントも事前に確認しておくと安心です。
同年式でも約34万円差!6代目 vs 5代目の「世代間格差」
2022年式は新旧両モデルが併存しており、評価5点で6代目335万円 vs 5代目301万円と約34万円の世代間格差が存在します(5代目はスパーダ4WD込みの統計)。スパーダ2WD同士(RP6 vs RP3)で比較すると335万円 vs 298万円と約37万円差。前号の約54万円・約62万円からいずれも縮小しました。
5代目の2022年式は「最終型」として一定の評価を受けていますが、6代目の中古車流通が増えるにつれ下落圧力は強まります。5代目をお持ちの方は早めの行動が有利です。
ステップワゴンの「本当の売り時」
6代目(現行型)の売り時
- 2022年式のガソリン車(RP6):e:HEVより51万円高い優位が残る唯一の年式。前号の+118万円から大きく縮小しており、優位が消える前が売り時。2023年式は−1万円でほぼ同水準、2024年式・2026年式はe:HEV優位に転じた
- 2023年式RP7(ガソリン4WD):400万円と全体最高値圏。4WD専用の評価は根強いが、件数が少なく(n5)変動リスクに注意
- 2025〜2026年式:2025年式はe:HEVが優位、2026年式は再びガソリンがやや優位(RP8サンプル少)。マイナーチェンジの動向に注意しつつ、高年式の価値が保たれている今が売り時
5代目(先代型)の売り時
- 2019〜2021年式:200〜300万円台を維持中だが、6代目の中古車増加で下落は加速する。乗り換えを検討しているなら今が最善のタイミング
- 2015〜2017年式:既に120〜196万円台。走行距離10万km超えでさらに下がるが、急落リスクは限定的
- RP5(ハイブリッド):ガソリン車より約60万円安い状況が全年式で継続。時間が経つほど不利に。早めの売却を強く推奨
詳しい売り時の判断基準は車を一番高く売るタイミングで解説しています。

ステップワゴンを最高値で売るための業者選び
ステップワゴンは国内ファミリー層の需要が中心の車種です。輸出プレミアムは期待しにくい反面、複数業者の競合による査定額アップが非常に有効です。
【最適解】複数業者が競合する一括査定サービス
おすすめ①:CTN車一括査定
【こんな人に最適】
- スパーダ系・プレミアムライン等の高グレード車
- 専門店の「本気の査定額」を知りたい
- 電話対応は3社程度なら問題ない
CTNは専門店との提携が強く、ステップワゴンのようなファミリーミニバンでもディーラー下取りより高い査定額が期待できます。詳しい評判と活用法は、CTN車一括査定のレビュー記事をご確認ください。
\ 専門店が競合!上位3社のみと交渉 /
おすすめ②:MOTA車買取
【こんな人に最適】
- 6代目のe:HEVや2024年式以降の高年式モデルを持っている
- 電話対応を最小限に抑えたい
- じっくり比較検討したい
MOTAは最大20社が査定に参加しますが、電話がかかってくるのは上位3社のみという独自システムです。一括査定の電話ラッシュを避けたい方に最適です。
\ 電話は上位3社のみ!じっくり比較 /
※MOTAの詳しい仕組みや実際の利用者の評判については、MOTA車買取の評判は?「電話は上位3社のみ」の仕組みを解説で詳しく解説しています。
おすすめ③:ユーカーパック
【こんな人に最適】
- 電話対応が1社だけで済ませたい
- 契約後の減額トラブルを絶対に避けたい
- オークション形式で最高値を狙いたい
ユーカーパックは査定も交渉も窓口1社のみ。最大8,000社が参加するオークションで、契約後の減額が原則禁止という安心感があります。詳しい評判と活用法は、ユーカーパックのレビュー記事をご確認ください。
\ 電話1社のみ!減額なしの安心取引 /
【特殊ケース】ローン残債がある場合
「ローンが残っているから売れない」と諦めている方でも、ステップワゴンは年式・グレードによっては十分な査定額が期待でき、買取金額でローンを完済し手元にお金を残すことも可能です。詳しい手順はローン中の車を高く売る方法!で解説しています。
【特殊ケース】車検切れ・書類紛失の場合
車検が切れてしまった場合や、車検証・納税証明書を紛失してしまった場合でも出張査定で売却が可能です。以下の記事も参考にしてください:
まとめ:ステップワゴンを最高値で売るための3ステップ
ステップワゴンは年式・世代・グレード・パワートレインによって100万円以上の差が生まれる車種です。特に「2022〜2023年式のガソリン車(RP6/RP7)がe:HEVを大きく上回っている」「5代目HVはガソリンより約60万円安い」という事実を知っているかどうかで、売却戦略が変わります。
【STEP1】あなたのステップワゴンの「本当の価値」を知る
- 型式(RP1〜RP8)・グレード(スパーダ/エアー/G)・駆動方式を確認
- この記事の相場表で適正価格をチェック
- 2023年式RP7(ガソリン4WD)なら「最高値圏400万円」、5代目RP5なら「ガソリンより約72万円安い」と認識して価格交渉に臨む
まずは匿名で愛車の買取相場を調べる方法で概算を把握してから、実際の査定に進むのがスムーズです。
【STEP2】複数業者に査定依頼
【STEP3】査定額を比較して納得の売却
- 複数の査定額を比較(最低3社)
- 「この相場表の価格より低い理由」を確認
- 契約書の「二重査定(減額)条項」をチェック
5代目オーナー(特にRP5ハイブリッド)は早めの行動が重要です。6代目の中古車取引増加と「ハイブリッド逆転」の二重の下落圧力があります。まずは現在の価値を確認することから始めましょう。
\ ステップワゴンを最高値で売るための完全ガイド/
ステップワゴン売却で知っておきたい関連記事
【基礎知識を深める】
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